ローヤルゼリーのロイヤラクチンとは

 ローヤルゼリーとは、元々働き蜂が女王蜂のために生成する食料です。
働き蜂は通常のハチミツを、女王蜂はローヤルゼリーを食して成長していきます。
そのため、ローヤルゼリーには蜂が女王蜂へと成長するための成分が含まれていると長年考えられてきました。
 そして、最近の研究ではローヤルゼリーに含まれる「ロイヤラクチン」という成分が、女王蜂を女王蜂たらしめているということが分かってきています。
女王蜂は通常の蜂の3倍程の大きさを誇り、産卵能力と長い寿命を持つことから、ロイヤラクチンには絶大な健康効果があることが期待されています。

ロイヤラクチンに関わる実験

 ロイヤラクチンの効果を示す例としては、ショウジョウバエを用いた実験が有名です。
実験方法は至ってシンプルで、ショウジョウバエにロイヤラクチンを与え、通常の個体と比較するというものです。
その結果、ロイヤラクチンを与えた個体は、産卵数・寿命ともに増加し、特にメスは身体が丸みを帯びるなど非常に健康的な個体へ成長しました。
 その他にも、マウスの実験で同様のことが起こったことから、ロイヤラクチンが通常の蜂を女王蜂へと成長させる因子になっていることが明らかになりました。
そして、その効果は蜂だけでなく他の種にも発揮されることが判明したのです。

ロイヤラクチンの効果は?

 ロイヤラクチンの人体への健康効果については未だに完全には解明されていませんが、上記の実験からローヤルゼリーの持つ老化防止・生命力向上効果を支えているものと考えられています。
 また、健康効果ではありませんが、ロイヤラクチンが女王蜂への成長を促すという事実が判明したことにより、養蜂場の飼育方法発展や問題の解決に利用できると考えられています。
ロイヤラクチンには、さらに高品質なローヤルゼリーを生み出す可能性があるのです。

 ロイヤラクチンは非常に謎の多い成分で、人体に及ぼす影響などは詳しくわかっていませんが、女王蜂の成長に関わることから、老化防止と成長促進、生命力向上等の効果があるのではないかと考えられています。
逆に、ローヤルゼリーが起こすアレルギー反応や、蜂によるアナフィラキシーショック等にも関係しているとも考えられており、まだまだ解明の余地のある成分といえるでしょう。
どちらにしても、今後のローヤルゼリーの発展を担っている成分であることは間違いありません。
(参考) http://www.dminternational.biz/jyououbati.html
http://www.cfsonline.org/roiya.html