ローヤルゼリーはどうやって作られる

 美容・ダイエット・健康等、ヘルスケアにおいて様々な効果を持つことで有名なローヤルゼリーですが、そんな万能の健康食品がどのようにして作られているかご存知でしょうか。
ローヤルゼリーの製造方法を知ることは、ローヤルゼリーを選ぶ際の判断材料にもなります。
これから購入を検討する方はもちろん、現在使用中の方にとっても、ローヤルゼリーの生い立ちを知ることは重要です。

ローヤルゼリーの製造方法とは

場所

 ローヤルゼリーはハチミツと同様に養蜂場にて作られます。
養蜂場の多くは豊かな自然に囲まれ、草木の多い地域にあります。
それは、ローヤルゼリーが草木の樹液や花粉を元に作られるものだからです。
豊かで美しい自然に囲まれて育ったミツバチは、上質なローヤルゼリーを生成するのです。

蜂の種類

 当然ですが養蜂場では蜜を生成できる蜂を飼育します。
具体的にはミツバチ科ミツバチ属に属する蜂で、中でもセイヨウミツバチとインドミツバチが養蜂に適しているとされています。
最近の養蜂には、セイヨウミツバチを品種改良した「アメリカイタリア品種」が広く用いられています。

採取方法

 ローヤルゼリーは王台という「女王蜂として育てられる幼虫の部屋」に蓄積されます。
王台に溜まったローヤルゼリーを採取するには、手作業で幼虫を丁寧に取り除くという作業が必要になります。
幼虫を取り除いたあとは保存容器にローヤルゼリーを流し込むのですが、この際に取れる量は約300mgとごく僅かです。
1つの巣箱あたり50台の王台をセットするとしても、ローヤルゼリーの生成量は15g程度であり、ローヤルゼリーがどれほど貴重なものかが分かります。
 また、酸化の影響を受けやすいローヤルゼリーは、生成後48時間以内に採取しなければ品質が落ちるとされています。
そのため、採取作業はスピーディに行わなければなりません。
養蜂とは、根気と技術の必要な仕事であるといえるでしょう。

ローヤルゼリーの役割は?

ローヤルゼリーは本来、女王蜂の成長のために作られているものです。
女王蜂は、遺伝などで先天的に女王蜂になることが決まっているのではなく、通常の幼虫がローヤルゼリーを食べ続けることで女王蜂になることができます。
ミツバチの中で子孫を残せる個体は女王蜂のみであること、また女王蜂は通常の3倍もの大きさを持つことから、ローヤルゼリーに成長促進や細胞活性化、アンチエイジングなどの効果があると考えられたのです。
 実際、ローヤルゼリーはミツバチ以外の種族にも同様の効果をもたらすことが多くの実験結果によって判明しています。
有名な実験では、ショウジョウバエにローヤルゼリーの主成分「ロイヤラクチン」を与えたところ、産卵数の増加・身体の肥大化などの結果が得られた例もあります。

 ローヤルゼリーは、自然豊かな環境にある養蜂場に、ミツバチが樹液や花粉を運んでくることによって作られます。
その生成量はごく僅かで、採取も手作業で行われるため高い技術力が必要となります。
普段使用しているローヤルゼリーは、実は気の遠くなるような方法によって製造されているのです。
ローヤルゼリーを選ぶ際には、その製造過程や採取方法にも注意することで、高品質の製品を選ぶことができるようになるでしょう。
(参考) http://www.sbdc.net/bee.html
http://royaljelly.tokyo.jp/tennnenn.html