ローヤルゼリーとインスリンの働き

 インスリンは体内で生成されるホルモンの一種で、体内の血糖値をコントロールする性質を持ちます。
その性質から、主に糖尿病の治療に用いられます。
 さて、世の中にはインスリン以外にも同様の性質を持つ食品があり、その性質を「インスリン様作用」と呼びます。
ローヤルゼリーはその「インスリン様作用」を持つ食品のひとつです。
ローヤルゼリーは豊富な健康成分・特有成分を含むことで有名ですが、この「インスリン様作用」を持つ食品としても多くの注目を集めています。

インスリン様作用の効果は?

 インスリン様作用とはインスリンと同様に血糖値をコントロールする効果のことをいいます。
では、「血糖値をコントロールする」とは、具体的にどういった意味を持つのでしょうか。

エネルギーを臓器や筋肉へ運搬する

 人間は食物を摂取することによってエネルギーを得ており、中でも米やパンに代表される糖質は重要なエネルギー源となります。
糖質は消化されることによってブドウ糖へと姿を変え、血中をさまよいます。
 インスリンはこのブドウ糖と結合し、血管を巡って体中の臓器や筋肉、細胞へ運搬する役割を持ちます。
インスリンの運搬効果によって、ブドウ糖の細胞への取り込みが促進されます。
とある研究では、通常時のブドウ糖の取り込みが10~20倍増加したという報告があります。

ブドウ糖を利用可能なエネルギー源へと変換する

 ブドウ糖の状態では、まだエネルギーとして利用することができません。
ここでも必要になってくるのが、インスリンです。
インスリンには、ブドウ糖をエネルギーへと変換する機能があります。
この機能により細胞や筋肉、臓器にエネルギーを与え、働きを促進しているのです。

ブドウ糖をグリコーゲンや脂肪として貯蔵する

 インスリンの効果は、ブドウ糖を即座にエネルギーとして消費するだけではありません。
ブドウ糖をグリコーゲンや脂肪といった形に変換して貯蔵し、後々に利用できるエネルギー源を蓄える効果をも持っているのです。
人間の身体に脂肪が蓄えられるのは、このインスリンが上手く機能している証拠といえます。

インスリン不足で何が起こる?

 インスリンが不足すると、糖質分解によって生成されたブドウ糖が血中をさまよい続けるため、血糖値が高い状態が保たれることになります。
それは同時に、体内にエネルギーが充分に行き渡らないということを意味しています。
インスリン不足が長引くと、最終的には排尿によってブドウ糖が排泄されるようになります。
これが糖尿病です。
 糖尿病の初期症状には、「口が渇く」「体重が減る」「疲れやすくなる」等があります。
悪化すると四肢の切断が必要になったり、糖尿病網膜症や糖尿病神経障害といった恐ろしい合併症を引き起こします。

ローヤルゼリー摂取で糖尿病を予防・改善

 これまでの内容を踏まえると、インスリン様作用を持つローヤルゼリーは糖尿病予防・初期症状改善に非常に効果的であるといえます。
具体的には、以下の成分が糖尿病に対して効果を発揮します。

デセン酸

 ローヤルゼリーのインスリン様作用については未だに全容が解明されていませんが、特有成分であるデセン酸による効果だといわれています。
それ以外にも、血中の代謝を正常化する働きを持ちます。

ビタミンB6

 ビタミンB6はインスリンの生成を促す重要な栄養素です。
ローヤルゼリーにはビタミンB6が豊富に含まれるため、インスリン不足解消に効果的です。

アミノ酸やミネラル等の血行促進成分

 糖尿病はその初期症状として、血流の悪化を引き起こします。
ローヤルゼリーが持つ血流を改善して代謝を促す効果は、糖尿病の初期症状に対して効果的です。

 ローヤルゼリーにはインスリン様作用があり、糖尿病を予防・改善する効果を持ちます。
その他にも、インスリンの生成を促したり、血行を促進したりと、インスリン不足を補う効果が多数確認されています。
したがって、日常的にローヤルゼリーを摂取することは、最も大きな生活習慣病のひとつである糖尿病を抑制することに繋がります。

 ただし、糖尿病が本格的に発症してしまってから摂取するのではあまり意味がありません。
あくまで健康食品であるということを忘れずに、発症していない段階から日常生活の中に取り入れることが大切です。